【ラクマ】送料と振込手数料の落とし穴 手数料が安いからって実際どうなの?

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「メルカリ」のヘビーユーザーの私ですが、メルカリの手数料は販売金額の10%と高いため、手数料3.5%という破格の安さの「ラクマ」にも手を出しました。

ですが、やっぱりラクマは売れない

圧倒的にラクマはユーザー数が少ないですね。
同じ商品を同時に出品しても、「いいね!」が付く反応が全然違います。
(※同時出品は現在違反ではありませんが、同時購入を避けるためにラクマ側で「購入申請あり」の設定にしましょう)

そして、ラクマはメルカリより手数料が安いとみなさん思っていますが、意外と見落としがちな、引かれるお金があるんです。

では、ラクマのこんなところが落とし穴!という個所をご紹介します。

 

ラクマは送料が高い!だから損する場合がある

 

今まではメルカリの方が送料が断然安かったのですが、4月からメリカリも送料を値上げするようです。
ですので、比較は新送料で。

メルカリ ラクマ
A4サイズ厚さ3cm以内 175円 179円
宅配便コンパクト

(箱代65円含む)

445円 595円
60サイズ 700円 800円
80サイズ 800円 900円
100サイズ 1000円 1150円
120サイズ 1100円 1350円

(2019年4月からの料金。サイズ内最安値の配送方法で記載しています)

60サイズ以上ですと、メルカリとラクマでは配送料金に100円の差があるんですよね。

最初にラクマは「手数料が安い!」と書きましたが、これを配送料金も含めて考えると、出品金額によってはメルカリの方が実質売り上げは高くなってきます

例えば

販売価格1,000円の商品を60サイズで発送したら、

≪メルカリでは≫

販売価格1,000円-販売手数料10%(100円)-配送料700円=200円 売り上げは200円です。

≪ラクマでは≫

販売価格1,000円-販売手数料3.5%(35円)-配送料800円=165円 売り上げは165円です。

いくらラクマの方が販売手数料は安くても、その分配送料が高いので、手元に残る売り上げはメルカリの方が35円多くなります

60サイズで、実質手数料が安くなる境界線は、

≪メルカリ≫

販売価格1555円-販売手数料10%(155円)-配送料700=700円

≪ラクマ≫

販売価格1555円-手数料3.5%(54円)-配送料800円=701円

ということで、60サイズ以上なら1555円以上の販売価格なら、ラクマの方が得になります。
逆に、1555円未満の価格設定ならメルカリの方が得です。

この差は60サイズ80サイズの配送方法でしたら変わらないのですが、
100サイズなら2300円で売り上げが同じ、
120サイズなら3850円以上からラクマがの方が利益が多くなります。

また、宅急便コンパクト利用なら

≪メルカリ≫

販売価格2300円-販売手数料10%(230円)-配送料実質445円=1625円

≪ラクマ≫

販売価格2300円-手数料3.5%(80円)-配送料595円=1625円

ということで、宅急便コンパクト利用なら販売価格2300円で、メルカリとラクマの実質売り上げ金額が同じになります。
宅急便コンパクト利用の場合、販売価格が2310円以上ならラクマ2300円未満のならメルカリの方が得です。

 

こうやって計算してみると、ラクマの方が手数料が安いから、ラクマで出品!と考えていると損をしてしまいます。
配送サイズと価格によっては販売手数料が高いメルカリの方が売上金額は多くなるんですよ。
意外と見落としがちなので、しっかり頭に入れておきましょう。

 

ラクマは現金化する時の手数料が高い

 

フリマアプリで商品が売れると、次にやることは売り上げの振込・現金化ですよね。

メルカリは1万円以上の振込なら、どこの金融機関でも振込手数料無料に対して、ラクマが振込手数料無料になる条件は、「振込先が楽天銀行で、更に振込申請金額が1万円以上から」なんです。

まず、最初の難関。
楽天銀行口座なんて持ってないよ。

私も手数料無料のために思い切って思って口座を作りましたが、Web申し込みが出来るとはいえ、やっぱりメンドクサイです。
カードの受取は手渡しなので、留守にしていると再配達の手続きとかも必要ですし…。
そんなこんなで、口座を作りましたが、作ってから驚いたのが、楽天銀行口座のお金が手数料無料で現金化できない!ということ。
自分の口座のお金なのにですよ?

楽天銀行提携ATMである、コンビニや金融機関のATMで楽天銀行カードを使って出金すると、どの時間帯でも出金手数料が216円~270円もかかります!。
提携ATMで、平日昼間でも、ですよ!


引き出し手数料が一番安くなる方法は、楽天銀行サイトで事前に自分のゆうちょ銀行口座を登録し、楽天銀行からゆうちょ銀行へ振り込み、という形をとれば振込手数料103円で済みます。

他にも、出金手数料無料にする方法もあるのですが、楽天銀行に残高が10万円以上ある人だったり、給与口座を楽天銀行に指定している人だったり、ラクマの売り上げ入金のためだけに使っている方にはほぼ無理な条件。

そうしたら、ゆうちょ銀行振り込み、手数料103円を使うのが一番現実的。
それか、最初からラクマの売り上げ振込の時点で、楽天銀行以外の口座を指定して、手数料210円取られたほうがいいかも…。

または、ラクマの売り上げを「楽天キャッシュ」としてチャージし、「楽天市場」などに使う手も。

どちらにしても「売上→現金」にするのを手数料なしで簡単にできないのはラクマの大きなデメリットです。

そしてそして、手数料安いからって「ラクマ」じゃない、を知ってから、ほとんどラクマ出品していなかった私が、突然のラクマアカウント停止…。

今までの売上はどうなるんだ?

このいきさつは、このいきさつはこちらの記事で。

メルカリ
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コメント

  1. […] (ラクマの振込手数料が高い話はこちらの記事で詳しく解説しています) […]

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