山梨県の石和温泉にある日帰り温泉施設「瑰泉(かいせん)」。
とってもリーズナブルな価格で宿泊もできる温泉ということで、ずっと気になっていました。
2019年の年の瀬、ちょうど行けるタイミングがあったので子供たちを連れて行って来ましたよ♪
今回はその時の様子をご紹介します。
まず、場所を簡単に。
車ですと、
- 中央道 一宮・御坂IC より10分
- 富士河口湖より 40分
- 昇仙峡より50分
の場所にあります。
電車なら石和温泉駅から無料送迎バスが出ています。
我が家は車で行きました。
到着したのは夜の7時過ぎ。
夕飯を近くのほうとう屋さんで済ませてから行きました。
もう小学校は冬休みになっていましたが、平日のため空いているかと思いきや、駐車場は7割ほど埋まっていました。
駐車場に車を止めて入館です。
ここは靴のロッカーのカギをフロントに預けるシステムです。
入口入ってすぐ受付なのですが、受付で事前にお友達登録していたLINEの画面を提示します。
通常の入館料金2200円のところ、なんとLINEのお友達登録をすると初回1000円割引で1200円で入館できます!
この料金で24時間滞在できちゃうんですよ~。
土日祝は午前2時以降に滞在している場合は深夜追加料金が1100円かかりますが、平日なら追加料金なしで24時間1200円で利用できます。
とっても安いですよね!
LINEでお友達登録しておくと二回目以降も1800円で入館できます。
ちなみに、LINEをやっていない子供たちも通常料金1100円から980円に割引してくれました~。
「瑰泉」へ行こうと決めた時、事前にネットでいろいろ調べました。
通常の情報はネットでもあまたあるのですが、「子連れで」という情報があまりなかったんですよね…。
そこで、私が気になったいた子供向けの情報をいくつか紹介します。
「瑰泉」では入館料に
・館内着上下(上は1枚だけ無料交換可)
・フェイスタオル 2枚
・バスタオル 1枚
が含まれています。
気になっていたのは、「子供用の館内着ってあるの?」ということ。
答えは
ありました。
周りを見るとお子さんによってちょうどいいサイズを貸してくれるようですね。
「冬に半袖だと寒いんじゃ?」と思われる方もいると思いますが、大人の私でも半袖では暑かった(笑)
下にヒートテックを着ている方もいらっしゃったので、この辺りは個人の判断かとは思いますが、子供はむしろ暑そうでした。
特にここ、
キッズルーム。
ここはとっても暑かったです。
お風呂上りすぐだったからかもしれませんが…。
こちらのキッズルーム、常時ビデオがかかっており、絵本やおもちゃなんかもあり、子供が休憩するのにはぴったりでしたよ。
そして、私が気になっていたのは。子供の混浴は何歳まで?ということ。
温泉施設によって年齢は違うので、受付の方に聞いてみました。
ここでは「混浴は小学校3年生まで」との返答でした。
「瑰泉」に泊まるとなったら、やっぱり気になるのは「寝る場所」。
子供がちゃんと寝られるのかは心配ですよね。
ネットには「人が多く通路までマットが敷いててあり、寝る場所がなかった」なんてコメントも見かけました。
なので、寝るための場所取りは最重要事項です。
「瑰泉」では夜9時以降でないと荷物での場所取りができないと決められています。
でも考え方を変えると、9時までにどこかのスペースを確保し、そこに9時までいれば、それ以降は場所を離れても荷物等で場所取りができるということ。
ですので、まず確保したい場所をあらかじめ考え、そこの空き状況をチェックします。
ものすごい空いているようなら、何時間も前から場所の確保のためにいなくても大丈夫かと思います。
追加料金がかからず寝られる場所は下の館内図の紫枠の場所。
受付付近の「女性専用休憩室」はモニターがついているリクライニングチェアが並んでいますが12歳以下の子供は入れません。
真ん中紫枠の休憩スペースは、とっても広く温かい部屋と言う感じ。
あんまり落ち着いて眠れるスペースではありません。
9時になると寝る時に下に敷くマットが出現し、これを敷いて寝ることができます。
部屋の一部分に「女性専用スペース」もあります。
図右端の紫枠は離れというか別の建物になっているのですが、ここにも休憩スペースがあります。
建物を入って手前が男女共有スペース。
一部モニター付きのリクライニングチェアが並んでいます。
写真に写っていませんが左側にモニターがないチェアがあります。
ここはTVを夜中見ている方もおり、TVの音が結構気になりました。
写真左の階段を下がると、男性専用の休憩室、上がると女性専用の休憩室があります。
ちょっと暗い写真でスミマセン。
一人分のマットが敷かれ、上半身部分はお隣との間にパーテーションがあります。
このパーテーションは簡単に取れるので、子供と寝る場合はパーテーションを取ってすぐ横で眠れます。
この「男女別」のスペースも男の子が女性スペースに寝る場合はお風呂と同じく小学校3年生まで、とのことでした。
女の子が男性スペースで、でも同じです。
私が訪れた日は、常連さん曰く「平日ではかなり混んでる日」でした(26日の風呂の日だったためらしい)。
でも場所が取れる夜9時少し前でもかなりスペースが空いたので、難なく離れの女性専用休憩室GETできました。
9時直前でも手前の共有スペースもいくつか空きはありましたね。
ただ、9時前から荷物で場所取りしている方も多かったです。
平日だったからか、従業員の方も厳しくしていなかったのかもしれません。
この空き状況は「この日」の情報なので、日に寄って違うので、あくまで参考程度で。
もちろん土曜日なんかはかなり混雑するようです。
そして、このスペースで寝た感想。
あんまり眠れない…。
この休憩室結構暗くて、顔部分にはパーテーションもあるし、雑魚寝感はあんまりなかったのですが、まず暑かった。
そしてエアコンの近くに場所を取ったからか、のどが渇いた。
マスクを付けていたらよかったのかも?とは思います。
子供たちもあんまり良く寝られなかったみたいです。
非日常で興奮してたから、というのもあると思いますが…。
ちなみに、「瑰泉」では寝る時用にブランケットを1枚100円で貸し出してくれます。
ウチはブランケットというかひざ掛けを持ち込みました。
ただ、実際は暑くて必要ないぐらいでしたよ。
「瑰泉」は日帰り温泉なのに温泉情報は全く書いてなかったですね(汗)
と言っても浴室は撮れないのごめんなさい。
温泉は広くてよかったです。
特に露天風呂はとっても広かった!
浴槽が天然石で作られており、美しくとっても気分がよかったです。
そうそう、脱衣所にはロッカーがあります(当たり前?)。
こちらに寝ている時には必要のない物は入れてい置きました。
そこそこ大きいのですが、一泊となるとついつい荷物が多くなりがちなので、コートは車の中に置いてきた方がいいですよ。
食事処は…
ここで食事をしていないので、食事処のメニューは撮るのを忘れてしましましたが、休憩室横のカフェというか売店のようなところのメニューです。
朝ご飯にちょっと食べる、というメニューもあります。
ここのカウンターに無料のお水が置いてあります。
普通のお水と、ミント水、レモン水、そして岩塩が置いてありました。
かなり飲みました(笑)
お水は深夜も置いてありましたよ。
漫画や雑誌が置いてあるスペースも3か所あります。
今回は漫画を読む時間がなかったのですが、なにせ24時間料金ですから、1日漫画を読みながらゆっくりするのもいですよね。
こちらは「薬石ドーム」。
かなり広いスペースですが、結構熱いため寝るために利用している人はほとんどいませんでした。
ここに漫画を持ち込んで読むことも可能です。
この「薬石ドーム」の奥に
写真上の「薬石室」があります。
男女共用のお部屋と女性専用のお部屋があります。
そんなに広くはありません。
ここがいわゆる「岩盤浴」ぐらいの温度です。
ここで寝ていると汗がじっとり出てきます。
先程のお水が置いてあるカフェで館内着の上だけ1枚無料(2枚目以降は有料)で交換してくれますが、下も変えて欲しいぐらい汗かきます。
せめて、下着は余分に持ってきた方がいいですよ。
離れ前のお庭です。
ゆっくり滞在する時は子供はここで遊ぶのもいいかもしれません。
横にはハンモックもありましたが、冬では寒すぎます(笑)
食事処では朝食バイキングをやっているそうです。
私たちは朝早めに出たかったので、利用しなかったのですが、
料金は大人920円 / 小人 460円とのことです。
ちなみに、3時間まで外出できるとのことなので、入館してから夕食を取るために外出、朝食のため外出、という利用の仕方もできます。
平日なら初回大人1200円、土日祝でも2300円で宿泊できるならかなりお安い温泉宿泊施設です。
ただ、寝る場所は雑魚寝状態なので、お子様を連れて宿泊する場合は「大きな声で話さない、周りに人が寝ている」ということを理解して、行動できる年齢でないと厳しいかもしれません。
お子様が騒いでしまうと周りにも迷惑ですし、自分も気まずいですもんね。
今回は夜に行って朝出発してしまったので、滞在時間としてはちょっと短めでした。
温泉は広くてよかったし、薬石室ももっと堪能したかったです。
次に訪れる時はもっとゆっくりしたい!と思えるような温泉でした。
※記事中の値段、空き具合は2019年12月のものです。
金額等変更する場合もありますので、直接お店にお問い合わせください。
瑰泉 DATA
山梨県笛吹市石和町四日市場1679
電話 055-262-1830
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